・離婚回避の為に説得する場合は冷静に行おう
離婚回避の為に説得する場合は、冷静に話し合わなければなりません。どうしても感情的になってしまいがちですが、感情的になると、判断を間違ったり、言ってはいけないことまで言ってしまう恐れがある為に、絶対に避けなければなりません。冷静に話し合えない時には、すぐに話し合いを中断しましょう。どちら側にも付かない、離婚して欲しくないと思っている第三者を加えて話すなどすれば、冷静な説得が出来ることが多くなっています。説得は絶対に上から目線ではなく、謙虚な姿勢を忘れずに行いましょう。自分だけではなく、相手も感情的になりやすくなっていますので、相手が感情的になっても、冷静でいることを常に意識して、説得をしなければなりません。
・子供の将来を考えて説得する
子供がいらっしゃる方は、子供の将来を考えて、説得するということも一つの手です。シングルマザーやシングルファザーとして、立派に子供を育てている方もいらっしゃいますが、子供の精神的なことや金銭面を考えると、やはり両親揃っていた方が、子供の成長に良い影響を与えてくれます。離婚は二人のことだけではなく、子供や親族関係、離婚した後の生活など、多くの方に迷惑をかけてしまうので、真剣に説得するようにしましょう。子供の将来のことだけを考えて、夫婦生活を続けるという選択も、決して間違っていないでしょう。
・夫婦二人の絆を再確認して説得をしましょう
夫婦二人には、世界でどこにもない想い出があります。辛い時や悲しい時、付き合った時、プロポーズした時、結婚した時、子供が産まれた時など、二人だけにしかない、たった一つだけの想い出があります。それを振り返り、辛い時や悲しい時、いつも一緒に頑張ってきたことを再確認し、説得することも大切です。実際の想い出の場所に行って説得するということも、効果はあるのでお勧めです。今まで二人で築き上げてきたことを、ここで終わらせたくないということをしっかりと伝えて、今後より良い関係にしていくには、いけなかった点を洗い出して、改善していくことを誓い、説得して、より良い結婚生活を送っていきましょう。
・説得するには、きちんとした理由づけが必要です
感情ばかりが先走り、単に離婚したくないでは、相手に話は分かってもらえません。こういう理由で、別れたくないときちんと伝えなければ、ならず、なんの理由付けもなければ、安っぽく聞こえてしまいます。愛している、一緒にいたいなどしっかりと気持ちを伝えて、尚且つ離婚の話の原因となったことを、お互い全て洗い出し、その改善に向けて、全力を注ぐことを伝えて、説得しましょう。自分で改善できることは、きちんとその時だけではなく、今後ずっと改善し続けましょう。相手に変えてもらいたいことがあっても、言い方を変えて、こういう風にすれば良いのではないかなと、優しく伝えるようにしましょう。説得の時に感情的になり、怒鳴ったりしてしまえば、離婚に拍車が掛かってしまいますので、その点は特に気を付けなければなりません。