夫婦仲が悪い場合、すぐに離婚を考える人と相手が許せないけど離婚したくない気持ちになる人がいます。離婚を考えるに当たってそれぞれの家庭によってご事情は異なります。でもポイントとなる理由はだいたい似た様なケースが多く、金銭問題や浮気、考え方の違いによる物が多いのが現状です。その中でも浮気問題は昔から時代が変わっても結婚後の男性の特性として変わらない物となっています。ですので浮気自体しょうがない事だと割り切る事ができれば、相手が許せないけど離婚したくない気持ちが出てきます。
またどこまでが浮気でどこまでが大丈夫なのかと言う限界点が奥さまによっても異なってくるかと思いますが、異性と食事をしたり遊びにいくくらいであれば『まぁ仕方ないか』と旦那さまの目先の浮気よりも今の生活を考えた方がメリットがあると考える事ができれば賢い選択だと言えるでしょう。
次にお話をする相手が許せないけど離婚したくない気持ちは金銭的な事についてです。もしも旦那さまが何かをやらかしてしまい、個人的にはとっても許せなくて、これがもし結婚をしていなくてただ付き合っているだけだとした場合には、絶対に別れているだろうと思う事でも結婚をして生活を始めてしまっている以上はそう簡単に別れると言うことはできません。特に奥さまが専業主婦で旦那さまから生活費をもらっている場合には多少のわがままや一度や二度の浮気程度では我慢さえすれば悠々自適に仕事をしなくても生活をする事ができるのです。なのでそんな時に旦那さまに楯突いてしまうと、生活費を渡してもらえなくなってしまう事もありますので、そうなのであれば相手が許せないけど離婚したくない気持ちを自己の中で尊重する事が懸命だと言えるでしょう。
次にお話をさせていただく相手が許せないけど離婚したくない気持ちはお子様が絡んでいる場合です。特にお子様が幼稚園~小学生にかけてちょうど手が離れつつある頃と言うのは、もし20代後半~30代にかけてお子様を授かったご家庭であれば旦那さまも働き盛りの年齢となり、色々なストレスを抱えて帰宅してきます。ただ奥さまの方はお子様にかかるお金の問題や子育てのストレスについて話を聞いて欲しいと言う事で、色々な衝突が生じる場合があります。そしてこの繰り返しで離婚問題に発展する場合もありますが、しかしお子様からしてみるとちょうど母親以外に父親の愛情が欲しい年代でもあるのです。ですので仮に旦那さまがストレスの反響でご家庭でDVを振るったり、言葉の暴力によって精神的な苦痛を味あわされたりしたとしても週末になるとお子様は旦那さまと楽しく遊んでいる。そんな楽しそうな笑顔を見ると、母親としては子供のためにも相手が許せないけど離婚したくない気持ちが湧いて来るものです。
また旦那さまのストレスと言うのも、ずっとではなくて一時的な場合もありますので『今さえ我慢すれば乗り越えられる』と踏ん張って見るのも良いでしょう。この様に色々な夫婦問題の非が旦那さまにあったとしても今の生活が成り立っているのであれば、相手が悪い場合でも離婚を選択するべきではないと言えるでしょう。