結婚は人生最大のイベント。これから始まる楽しい毎日に胸を躍らせる方も多いと思います。
しかし、それと同様に大きな決断を迫られるのが”離婚”。離婚は当事者同士だけの問題に留まらず、お互いの親族をも関わってくる可能性もあるので簡単には決められないものです。
また、お子さんがいらっしゃったりすると親権や養育費などの問題が離婚した後も続くので、出来れば離婚は避けたいと思うものでしょう。
では、離婚を極力避ける為にはどのようにすれば良いのかをまとめてみました。
・危機的状況に陥ってしまった原因を知る
まずは、ちょっとした喧嘩では離婚を決断される事は少ないと思うので、原因は何なのかを知る事が重要になります。
原因が分からないままやみ雲に解決しようとした所で、的外れな行動をしてしまう事が多く、火に油を注ぐようなもの。つまり、逆効果という事になります。
ですので、何故”離婚を決断しなければいけない状況になったのか?”を知る必要があります。
夫婦生活の中で積み重なったすれ違いが原因なのか、性格や生活習慣のズレが原因なのか…原因はそれぞれ違うでしょう。
原因を知るのは、離婚を回避する上で要となります。
・相手の気持ちを配慮する
長年積み重なった些細な事が原因だったとしても、一度配偶者に決断させてしまった”離婚への決意”というのは、簡単には覆せないでしょう。
しかし、将来の事、子供の事など色々な面を考えて離婚を選択したくないのなら相手の気持ちを変える他ありません。
普段は当たり前だと思っていた些細な言動や行動にも、配慮してみましょう。
あなた自身は当たり前だと思っていたことが、離婚の理由になっている可能性もあるのです。
きっと危機的状況になる前の仲が良かった時代は、お互いがお互いを思いやり相手に気遣う事や相手の気持ちに寄り添う事が多かったかと思います。
しかしながら、夫婦生活が長くなるにつれて何気ない気遣いや相手の気持ちに寄り添う行動が、当たり前になってしまって相手を大切にする行動をしなくなってきます。
そのような些細な心遣いは夫婦生活を円満に送る為にも、大切な行動なのです。
離婚という危機的状況に立たされてからいざ自分の行動や言動を振り返っても、何が悪かったのか気付かないもの。
ですからこそ、相手の気持ちに寄り添うように心掛けて優しい言葉遣い、行動を心掛ける事によって態度で配偶者に誠意を伝えられますから、離婚という危機的状況を打開できる可能性があります。
・第三者が救うケースも
夫婦の間に一度亀裂が入ってしまうとなかなか話し合いをしようにも、ただお互いの悪い部分を言い争い、また関係が悪化してしまう場合もあります。
そのような場合には、どれだけ関係を改善しようと態度や言動を改めても簡単には修復出来ないでしょう。
このように、夫婦だけではどうしても改善、修復が困難な場合には第三者に入ってもらう事でお互いに落ち着いて話し合いが出来るかもしれません。
お互いの共通の友人であったり、お互いの両親といった二人の性格、現状の状態を理解している第三者が関与する事が良いでしょう。
あくまでも、どちらか片側ばかりを悪く言ったり片側を庇ったりなどをしてしまわないように、公平な見方をしてくれる人に間に入ってもらいましょう。
二人きりではどうしても冷静に話し合えなかった話し合いが変わるかもしれませんよ。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】