自己紹介
本日は離婚を回避したいと思っている方々へ、実際に私が離婚を回避したお話をさせていただきます。私は1973年生まれの男性で今年で43歳になります。
本日のお話は今だからこそ大切な経験をしたと落ち着いて話すことができますが、離婚の危機に直面している最中はもうこの世の終わりかと思った位でした。もし近い境遇の方がいたらぜひ参考にしていただければと思います。
家庭環境や職種、給料について
私の家庭環境は今回お話をする離婚をしたいと思った対象となる妻と男の子が2人います。当時は上の子が小学生5年生で下の子が小学生2年生の3つ違いでした。ワンパクで明朗活発、食事も良く食べる申し分のない子供たちでした。
そして私はごく普通のサラリーマンでして職種は営業職です。業界的には自動車や半導体業界でしたので直接的に景気の波を受けやすい業界にいましたので偶にボーナスカットがありましたが月給については毎月きちんともらっていましたので申し分のない会社です。ちなみにお給料については月給約30万円でしたので年齢平均では人並みかなと思っていました。
相手の性格や離婚を考える程嫌だったこと
対象となる妻の性格は明るい性格で子供思いの女性ですが、その反面何かにつけて子供のことと言いながら高い洋服や靴、バックを買ったり授業参観に行くのに周りの奥様の目もあると言って自分のための高い服、バック、化粧品を買うなど本当に必要なのかと疑いたくなるまでの浪費家でした。
ボーナス時期など金銭的に余裕がある月はまだ良かったですがほぼ毎月買い物をしていましたのでだんだんと金銭的にもシビアになって来ました。
何故離婚の危機に陥ったか
まだ子供が幼稚園の時は良かったですが小学生に上がり学年が上がるごとに妻の浪費は酷くなってゆきました。そして何かにつけては私の給料が足りないと言いがかりを付けられました。
更に妻の羽振りの良さは変わらずどうしてこんなにも買い物が出来るのだろうと不思議に思っていたのですがある日私はテーブルの上にあるローン会社からの請求書を見つけたのです。
そうです彼女は自分でクレジットカードを作っておりそれで買い物をしていたのです。その支払いに私の給料もあてがわれており、その時に私はこの女性の浪費はとどまることを知らないので子供を連れて離婚をしようと思ったのです。
どの様な方法で離婚を回避することができたか
だんだんと家の中の空気が悪くなり子供も食事の時間以外は直ぐに部屋にこもってしまう様になりました。
でもある日小学5年生の子があまりにも空気が悪い家の雰囲気を変えようと勇気を出して口を開いたのです。それは妻がいない買い物中に私に放った言葉なのですが「ママは高い洋服を着ているけど自分のことばかりで僕に構ってくれないから寂しい」と言ったのです。
私は我に返りそうだったのかと今まで妻を止められなかった自分を責めました。後日妻にそのことを話すと本当の子供の気持ちを知った彼女は涙ながらに反省をし、本当の意味で子供に愛情をかけていなかったことに気が付いたのです。そしてその日から彼女の浪費はパッタリと終わりました。
そして翌週より彼女は毎日子供の事を朝晩にぎゅっと抱きしめる様になりました。またパートにも出る様になり自分の作った借金を返し今では必要最低限の私物しか買わない様になりました。
離婚を回避したい人へのアドバイス
今回の論点は実際に生活レベルで深刻な問題となったお金にまつわることでしたが、しかしその根源には「子供の気持ち」がありました。もう少し早い段階で子供が出していた信号に気が付いていれば彼女が浪費をすることもなかったのかも知れません。
ですのでもし旦那様、奥様のどちらかが浪費家で困っており、離婚を考えようとしている方は気持ち一つですぐにでも止めることが出来ます。
それにはなぜその物を買う必要があるのか。本当に必要な物であれば購入しても良いと思いますがそれが何かのためとこじ付けながら自分の欲求を満たすための物だとしたらそれは心が満たされていない心の表れになりますので夫婦間で良く話し合いをして何時も心が満たされている様な家の雰囲気を家族全員で作れるよう努力することが大切です。
浪費は一時的に人の心を満たすことができますがでもそれは表面的なことでありその奥にある心のタンクに何が必要なのかを考えてみましょう。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】