私の性別と年代について
私が、妻と離婚をしようと思った危機を脱したお話をさせていただきます。
私は1973年生まれの42歳の男性です。結婚は34歳の時にしましたので周りの友人より少し遅かったかも知れません。でも、この8年間の間に色々な経験をしましたので、もし私と同じ境遇の方がいれば、この記事がお役に立てれば良いなと思っております。
家庭環境や仕事について
現在の家庭環境をご説明します。妻との間には今年6歳になる息子が1人います。妻とのいさかいがあった時は夫婦仲も悪く、子供ながらに私たちの空気を読んでいたかと思うといたたまれない気持ちになりますが、今では離婚の危機も脱して家族3人で何とか上手くやっています。
また、私の仕事は材料メーカーの営業マンです。転職組ですが同じ業界にいたので勝手も分かっており会社が変わってもそんなに苦労をすることはありませんでした。なお給料も業界水準ですが年収500万位です。
相手の性格や離婚を考えるほど嫌だった点
私は結婚をするまでに20代前半から一人暮らしをしていました。ですので家事や洗濯も一通りこなす事が出来きます。そして、結婚してからは妻と共働きでしたので私も家事を手伝いながら一緒に頑張って行こうと思っていたのです。
しかし、結婚前に彼女との同棲生活が無かったがために彼女が「潔癖症」だと言うことが分からなかったのです。確かにデートの時にドアの取っ手や電車のつり革を妙に気にするな…、と思っていましたが、結婚をしてからは想像を絶するものがありました。
なぜ離婚の危機に陥ったか
結婚後の生活の中で共働きでしたので、私は家事を一生懸命手伝いました。その中でも妻が潔癖症でしたので私がせっかく洗った食器をもう一度はじめから洗い直したり洗濯をした物も再度初めからやり直したり自分なりに綺麗に掃除機をかけて拭き掃除をしても全て妻が一からやり直す始末でした。
これには私も参ってしまい自分が掃除、洗濯、炊事をやるのが気に入らないのかと聞くとやってくれる気持ちは嬉しいけど、でも自分がやらないと落ち着かないと言っていました。ただ私がやらなければ、それはそれで妻は独り言で「毎日仕事と家事でもうクタクタ」と言っていました。
そして時間が経つにつれて妻の口数がだんだんと少なくなっていき、終いには「こんなんだったら結婚しなければよかった」とまで言ってきたので、確かに妻のことを好きで結婚をしたけどこれは一生このパートナーと生活を共にするのは精神的に厳しいだろうなと思いお互いのためにも離婚をした方が良いのだろうかと本気で悩みました。
離婚を回避した方法
しかし、お互いの気持ちに全く愛情が無かった訳ではありませんでしたので、子供がいたと言うこともありましたが妻の潔癖症が原因と言うだけで離婚をしてしまうのはもったいないと思いました。
別に「潔癖症が悪いと言う訳ではない」ので、結婚と言う共同作業の中では片方だけが家事を行うと精神的な負担が大きくなってしまいます。
そこで、私は妻に対して「私のことを信じてくれているのであれば、信じた人がやった家事を快く受け入れて欲しい、それによって、○○(妻)も、私が仕事から帰ってきた後に体を休めることもできる」のだと妻と何度も話をしました。
それから、よく話しをすると、妻も自分の潔癖症についてはとても疲れることなので治せる物なのであれば治したいと言っていました。
ですので、私との「信頼関係」で、私に家事を任せて欲しいと相談をした所、少しずつ慣らして行きたいと前向きな考え方に変わったので、先ずは炊事、次に洗濯、そして掃除と私ができる時の家事は任せてもらえる様になりました。
そして、今ではとりあえず私に関してだけではありますが潔癖症が治り家事も分担することで彼女の負担も減り夫婦仲も戻っています。「潔癖症」の人は、とても傷ついています。その傷は過去のもので「過去の傷」で今を見てしまうので、安心させてあげることが大切です。
このように離婚の危機を回避するには「心理的な部分」が大きく関係しているので、理解を深めることが何より大事です。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】