離婚よりは別居の方が良いと思うこと
自分は全く気にしていなくてもある日突然相手から「離婚したのだけれども・・・」と心臓が止まる様なセリフを放たれることがあります。この様に離婚と言うのは自分が意識していないどこかで相手にプレッシャーを与えてしまっていたり、嫌な思いをさせてしまっていることでどのようなケースが想定されるかは分かりません。そんな時には先ず相手の気持ちを落ち着かせることが先決になりますので、言われた本人からすると本望ではありませんがそのまま一緒に暮らしていても良い方向には進みませんのでとても勇気がいる決断かも知れませんが「一旦別居しようか」と提案をすることも大切です。その間に色々と考えられますし、離婚をするよりは良いと考えれば安心するでしょう。
別居中に考えること
いざ別居をしたら離婚を言われた方といたしましては先ず「好きな相手と一緒いれないので寂しい」と思う気持ちが先行してしまうと思います。でもこれも少しの辛抱と考えて離婚中には自分のどこがダメだったのか?相手に離婚と言う単語を言わせるまでにしてしまったのか?をじっくりと考えることが大切になります。せっかく一人の時間ができた訳ですので、ただ寂しいと思っているだけでは前進しません。また可能であれば別居する前に自分のどこが悪かったのか?を相手から聞き出せればなおさら良いでしょう。そのことをショックと受け止めずに「ここを改善すればまた好きな相手と一緒に暮らせる」と前向きに捉えることがとても大切になります。寂しさを乗り越えて改めて幸せな生活を送るためにも頑張って考えてみましょう。
互いの将来の話し合い
さて、別居をして3か月~半年、相手の気持ちにもよりますが「一度話をしよう」と言うことで相手に連絡を取ってみましょう。そしてその時には離れて暮らして見てどうだったか?と相手の気持ちを先に聞きその回答が良い物かどうかと言う心配もありますが、最悪悪い場合でも皆さまが別居中に考えたことを相手に伝えましょう。例えば「今まで気が付かなかったけど自分は相手に対して不満ばかりを言い続けていた」ですとか「子供の育児を一人に任せきりで全然手伝っていなかった」などあくまでも自分目線での気ずきになりますがそれでも今まで何も相手に伝えていなかったとしたらそう言う気持ちを相手に言えただけでも全然違います。そしてこれからは今までできなかったことを改善する様にすると相手に約束をすれば、皆さまの決意を聞いた方も「もう一度この人と頑張ってみようか」と言う気持ちになれるはずです。是非素直な気持ちを伝えてみて下さい。
別居期間の寂しさを忘れないこと
人は時にして自分が放った言葉を忘れてしまうことがあります。ですのでそうすると相手からしたら「あの時の決意はいったい何だったんだ」と感じさせてしまう場合があると思います。ただそうすると本当に次はないと思わなければなりませんので、離婚をしないで別居で留まったこと、そして別居中にはとても寂しい思いをしながら相手のことを考えたことを忘れないようにしましょう。また自分が相手に伝えた決意表明を手帳に書ておくことも忘れない方法として良いでしょう。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】