気持ちが離れ離婚したくなる理由とは?
縁があり一緒になったのに、いつの日からかお互いの気持ちが離れ離れになってしまった、または奥さん、旦那さんのどちらかの気持ちが離れてしまい、離婚に向かってしまうご夫婦は多いかと思います。特に女性の場合は、気持ちが離れてしまっても、表面では分かりにくいと言われており、突然離婚を言い渡して旦那さんがびっくりすると言うケースも大変多いのです。では、なぜこの様な事が起きてしまうのでしょうか?その理由として考えられるのは、小さな不満の積み重ねと言われています。夫婦の間で具体的に不満と言われてしまうのが、感謝の気持ちを口に出さない事や、パートナーに直して欲しいとお願いした事が守られていなかった、家事や子育てを奥さんに任せきりにした、姑の肩を持つ、パートナーの誕生日を忘れていた等、些細な事から夫婦の日常にありがちな理由ばかりなのです。
離婚したくなるパートナーは横柄な態度をとりがち?
パートナーに感謝の気持ちはあるが、わざわざ口に出す必要は無い、それは仕事をして家族を養っている事で返していると考えている男性がいるとしたら、大変危険です。その理由として、夫婦とは元々他人同士が、個々の役割をきちんと果たす事で共同生活が成り立っているからなのです。何を当たり前の事を言っているのか?と思うかもしれませんが、自分1人が頑張っているという感覚ではなく、お互いが協力し合って今の生活があると自覚する事が大切なのです。その感謝の気持ちは自然と言葉や行動に出る筈なのですが、なぜかお金を稼いでいる方が偉いと勘違いしてしまうと、それが態度に表れ離婚したくなるパートナーになってしまうのです。横柄な態度でパートナーに接したり、朝の挨拶をされてもはっきり返事をしない、見送りされてもだまって出て行く、ご飯の間も無言、食べたら居間に居座りずっとゲームやスマホばかり触っている等、心あたりがある方は、パートナーに横柄な態度だと思われているかもしれません。
親しき中にも礼儀ありが離婚を回避する?
では、離婚を回避したいが為に、いきなり感謝の言葉を伝えれば良いのか?と言えば、そうではありません。言い慣れていないのにいきなり感謝の言葉をかけてしまうと、どうしても不自然さを生んでしまいます。これまで全く感謝の言葉を口にしなかった人が「いつもありがとう感謝してるよ」と言えばどうでしょう?「いきなり気持ち悪い、何か悪い事でもしたの?」と言われてしまうのが、想像つくかと思います。しかし、感謝の気持ちとは、親しき中にも礼儀ありという言葉がある様に、普段の生活の中でも態度でそれを示す事ができるのです。普段はパートナーが当たり前にしている事に対して気が付き、きちんと態度で示す事が大切なのです。朝ご飯を食べたら食器を流しまで持っていく、自分でお茶を入れる、子守に積極的に参加する、パートナーが疲れていると感じた時は家事を交代する等、率先して動く事がさり気ない思いやりをアピールできるポイントになり、感謝の言葉を態度で示す結果になるでしょう。
離婚を回避する為に「やってあげるよ」は禁物
最近ではイクメンブームで男性も家事や育児に参加する機会も増えてきましたよね、しかし、このイクメンブームの裏では、大変怒っている奥さんが多いと言われるのをご存知でしょうか?実は、イクメンをアピールする旦那さんは奥さんからすると「やってあげているアピールが鬱陶しい」と思われている場合もあるのです。これまで、育児や家事を全く手伝おうとしなかった事で、離婚の危機が訪れていたとしたら、きっとこれからは自分を変えようと努力される方もいらっしゃるかと思います。そこで、「自分は家事を手伝ってあげている」と特別な事をするかの様な自覚を持ってはいけません。何かをしてあげる訳では無く、当たり前の事をするだけで、家事や育児に参加するのは何も特別な事では無いのです。そう言った気持ちは、言葉に出がちなので注意しましょう。家事や育児に参加する時は「○○してあげようか?」とわざわざ言わず、気が付いた事をスマートに行って下さい。何も言わなくても女性の場合はちゃんと気が付き、心に変化が生まれるきっかけになるでしょう。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】