きちんと家に帰ることで離婚回避
旦那さまに原因があって奥さまから離婚の話を問いただされた場合に、例えば「妻はもう自分とは一緒にいたくないんだ」と勝手に決めつけて、家に帰らなくなってしまってはいけません。もし家に帰らなくなると奥さまからしたら、もう離婚の申し入れを受け入れてくれたのかと思ってしまい場合もあります。そうすると奥さまの思うツボになってしまいますので、家にいても気まずい雰囲気かも知れませんが、どんな状況でも毎日きちんと家に帰って元気よく『ただいま』と挨拶をする様にしましょう。
そしてあなたが犯してしまった原因に対してきちんと正面から向き合って謝罪をする様にしましょう。行動も一緒に、毎日コツコツと継続をしていればきっとその気持ちが相手にも伝わって『もうちゃんと反省をしたのかな』と思ってもらえる日が来る場合もあります。ですので「相手に誠実に向き合うために」にもきちんと家には帰る様にしましょう。
「口先だけの言葉」ではなく「一貫性ある言葉と行動」が大切
旦那さまに問題があった場合で、奥さまが離婚をしたいと言い出した場合には、女性というのは一般的に言うと男性に比べて我慢強い性質があります。それにもかかわらず『離婚』と言うキーワードが出て来たと言うことは、それなりに我慢を重ねた結果の決断の可能性もありますので、男性側としては口先だけの優しい言葉をかけただけではそう簡単には許してくれないはずです。逆に直ぐに許してくれるレベルであればまだ可愛い夫婦喧嘩のうちだと思います。
ですので例えば『もう浮気はしないから』とか『もう無駄使いはしないから』などと言う当たり前の言葉は相手も嫌気がさして聞きたくないと思いますので、それよりもいつもお料理を作ってくれたり洗濯や掃除をしてくれていることに対する感謝の気持ちを直接『ありがとう』と伝えることの方が効果がある場合があります。つまり「口先だけの言葉」ではなく「一貫性ある言葉と行動」が大切です。
奥さまとしては信じている旦那さまの身の回りのことを毎日きちんとやっている場合、旦那様はそれを裏切った行為をしてしまったのですから、日々の感謝の気持ちを一貫性ある言葉と行動で示すのはとても大切なことなのです。
問題を区別して子供を傷つけないように
もしあなたのご家庭にお子様がいるのであれば、お子様に沢山の愛情を注ぐということも離婚を回避する効果的な方法の一つになります。これはどうしてかと言いますと、最初のうちは奥さまは貴方が原因で離婚をしたいと思っている訳ですので、口も聞きたくないと思っています。ですが夫婦間の問題はお子様には何の関係もありませんので、変に気を使わせてしまうのはお子様にとってとても酷なことになります。
お子様に気を使わせてしまうことでその子のトラウマになってしまう場合もあります。なのでいくら夫婦間の仲が悪いとしても何事も無かったかの様にお子様には沢山の愛情を注ぐ様にしましょう。そうすることで奥さまに対しても旦那さまはちゃんとお子様のことを考えてくれているのだと言うことが伝わり、今回のことは許そうかと言う気持ちになってくれる場合があります。
問題をしっかり「区別」すること。そういった冷静さも大切なのです。こういった1つ1つの積み重ねも離婚回避に繋がっているのです。
離婚後の生活の不安さを説く方法
これはちょっと強引な手になりますが、特にお子様がいらっしゃるご家庭が離婚をして、親権を奥様が持った場合には俗に言うシングルマザーと言う形になりますが、実際に生活をして行くことは大変なのです。
旦那さまからの慰謝料にもよりますが、家賃、光熱費、食費、学費などお子様の年齢が上がるほどお金が掛かります。中には女性の方でも子供を預けながら男勝りに一生懸命働いている方もいますが、そうではなくパート程度のお仕事しかしてこなかった方は離婚後に生活をして行くための再就職もできるか分かりませんし、いつもお金のことが不安になります。
そんな世の中のシングルマザーの生活ぶりをもちろん旦那さまに非がある場合には謝りつつも、もし離婚をしたらこんなに大変なんだと言うことを現実的に一生懸命伝えれば奥さまも、そう簡単には離婚はできないなと思い、子供のためにも離婚をすることは良いことではないと踏みとどまってくれる場合もあります。
踏みとどまってくれたことをチャンスとして、根本的な離婚原因に目を向けて、お互いに幸せになれる道を見つけることが必要です。大切なことは「尊重し合うこと」です。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】