最近ではテレビの情報番組を見ていても毎日の様に芸能人の離婚のニュースが後を絶ちません。それで安心している訳ではないのですが、私たち一般市民の離婚件数も年間で20万件強(生命保険文化センターの調べ)とひと昔に比べると驚く数字になっています。しかし誰しもが離婚する為に結婚する訳ではありません。結婚する前や婚約をした時点ではこの人と幸せに一生の時間を育んで行くのだと心に誓っていたはずです。しかし長い結婚生活の中で色々なできごとがありますので、中にはこんなはずでは無かったと直ぐに離婚を決意してしまう夫婦もいるのです。
しかしそんな時こそ離婚したくない場合の努力とはどの様な事なのかを考えて欲しいのです。大切な事は直面している問題をマンネリ化させてしまうとお互いの距離が開いてしまいますので、表面的ではなくて具体的に『離婚したくない場合の努力とは』について考えて欲しいのです。
よくある夫婦問題としては付き合っていた時には分からなかった生活習慣や価値観の違いについてです。でも考えてみるとどんなにお互いの性格に惚れて結婚を決断したとしても全く違う文化で育ってきた訳ですのでゴミの出し方や洗濯方法一つをとっても方法が違うのは当たり前の事なのです。なので離婚したくない場合の努力とは、先ず気がついた時点では直ぐに相手と話をして文化の違う溝をどうやって埋めるかを解決しましょう。おおよその答えはどちらかに合わせる様にするか又はお互いの中間位のルールを作る事です。まさにこの作業は努力になりますが、解決した後はとてもスッキリしますし、離婚問題が嘘であったかの様に更に愛情が深まります。
またどちらかの浮気が問題になる場合もあります。この時の離婚したくない場合の努力としては実は加害者だけではなくて被害者の方も少し気持ちを大きく持ってあげると良いでしょう。それはどの様な事かと言いますと、具体的にはもちろん加害者の方は即不倫相手と別れてもう2度と不倫はしないと言う事を相手に信じてもらう為の努力が必要です。例えば携帯電話の電話番号やメールアドレスを直ぐに変えたり、仕事が終わったらまっすぐに家に帰って時間的な束縛を自らアピールをして物理的に不倫ができない事を印象付けたりお小遣いを必要最低限にして遊ぶお金を自ら無くす努力をしてみるのも良いでしょう。そして相手が不倫をしたと言う事実だけを取れば加害者の方が100%悪いのですが、もし被害者が離婚したくないと思うのであれば『相手が不倫をしてしまった原因は自分には無かったのか?』と自己分析をしてみると良いでしょう。実はそうすると忙しい事を言い訳にして帰宅後に相手の話を聞いてあげれていなかったとか、週末どこにも遊びに連れて行っていなかったなどの理由が見つかる場合がありますので、そこを解決すればまた夫婦間が良くなる場合も多々あるのです。この様に今の関係が悪いとしても離婚したくない場合の努力を惜しまなければ復縁する為のきっかけのヒントは沢山転がっているのです。