結婚当時は仲が良かったのに気が付いたら何故か仲が悪くなっていたと言う夫婦も多いかと思います。しかしお互いこのままではいけないし心の中では仲直りをしたいと願う方達も多いかと思います。そんなご夫婦のために仲が悪くなってしまう原因と改善策についてお話をしてまいります。
まず一つ目は育った環境のズレがもたらす違いです。お互いが出会った時には自分に持っていない部分に惹かれて結婚をしたのですが、結婚をすると今まで見えていなかった部分が一緒に暮らして行く中でどうしても見えてきます。その中でもよくあるのがクセや生活習慣によるものです。どうしても自分には許せない事を大好きな相手がしている事もありますので、相手を見る目が独身の時とはガラッと違ってくる事も多々あります。具体的にはどの様な事かと言いますと、洗濯方や畳み方の違い、また家事に対する完璧度の温度差、そもそも家事は女性がする物で男性は何もしないと言う考え方、
趣味やプライベートの時間の過ごし方など言ってしまうとキリがありません。
ですのでこれを解決するには自分勝手にならずに大好きな相手だからこそ相手を尊重しながら家のルールを決める事です。そうすればもめ事が減り、仲の良い夫婦に戻ることができるでしょう。
二つ目にお話をすることは相手に求め過ぎてしまうと言うことです。独身の時はラブラブで、そのまま結婚をすると結婚したからこその大変さをしみじみと感じることになります。例えばゴミ出しや子供の世話、お風呂掃除などある程度の家事や育児を分業制にしたつもりなのですが、それでも自分がやって欲しかった時間までにそれが終わっていないとイライラしまってつい相手に当たってしまいます。これではせっかく分業にした意味がなくなってしまいます。またこの様なイライラが生じるのは一般的に朝の時間帯が多いと言われています。ですので回避する1番良い方法は『明日の朝やればいいや』と思っていることは、なるべく前の日の夜に終わらせておくことです。特に子さんがいる場合には急に体調が悪くなったりイレギュラーなことがありますので時間通りに進まなくなることがあります。何事も余裕を持って行ってくことで大体のことは回避できます。
そして三つ目にお話をすることは夫婦間のコミニュケーション不足によるものです。これはどちらかと言うと女性よりも男性側の方に責任がある場合が多いのですが、会社では上司や部下としっかりコミニュケーションがとれているのにも関わらず帰宅すると奥さまと殆ど口を利かなくなってしまうと言う旦那さまが実は結構いるのです。それはどうしてなのかと言いますと、仕事から疲れて帰ってきたので家ではゆっくりとくつろぎたい。また夫婦間なので特に細かい事をいちいち伝えなくても言いたいことが分かってくれるだろうと勝手に思ってしまうのです。しかし女性からすると『どうして旦那は話してくれないのだろうか、自分のことを嫌いになったのだろうか』と錯覚する人もいますし、もしそう感じたのであれば奥さまの方も心を閉ざしてしまいます。このことがきっかけとなって夫婦間のボタンのかけ違いが生じてしまいます。
本当に日々の積み重ねが大切になりますのでなるべく今日あった些細なことでも良いので奥さまに話をすると言うことが大切になります。
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