離婚を考えているパートナーの異変に気が付こう
離婚は、長年連れ添ってきた夫婦にとっても、まだ結婚してから日が浅い方にとっても、大変エネルギーを使いますしできれば避けたい事だと思います。まず、離婚をお互いが望んでいる場合はまだしも、どちらか一方が急に離婚を言い渡した時、心構えしていなかった者にとってそのダメージはかなり大きく、気持ちを立て直して、離婚を回避するように仕向けるのは、至難の技かもしれません。
できれば避けたい離婚ですが、パートナーが少しでも様子がおかしい、離婚を考えていると感じた時、あなたができることを、今から考えて対策をしておいた方が良いかもしれません。ちょっとした行動が離婚を避ける事ができたと言う話は山ほどあります。相手を変えるには、まずは自分が変わる事。この言葉を念頭において、離婚を回避する方法を実践していきましょう。
離婚を回避するためにしてはいけない事
離婚されそうな気配を感じたときに、急に態度を変えてはいけません。やはり焦りからパートナーに対してついつい機嫌をとってしまいがちですが、既に離婚を考えているパートナーに、機嫌を取るような事をしてしまうと、余計に嫌がられてしまいます。まずはパートナーが考えていることを察知して、なるべく波風を立てないようにしましょう。次にさりげなく二人の会話を増やしていきます。ポイントは朝と寝る前です。朝は必ずさりげなく挨拶を自分からして、夜もちゃんとおやすみと言ってください。日常会話ではマイナスな話題をなるべく避けて、そしてコミュニケーションを増やしていきましょう。会話が上手く行った場合、どうしても「離婚」のワードを出して、その意思を確認したくなってしまいますが、それもしてはいけません。
もし、お子様がいる方ですとお子様を介してパートナーの気持ちを探ろうとしたり、お子様に仲直りの仲介をさせようとする方もいらっしゃいますが、そう言った行為はパートナーから見て卑怯に映ってしまいますので、絶対に離婚騒動にはお子様を巻き込まないようにしてください。離婚は二人の問題です。ここであなたがパートナーと二人で危機を乗り越えられなかったら、パートナーはきっとあなたと一緒にいると同じ繰り返しをしてしまうと考えるでしょう。
離婚を考えていると切り出されたらまずは1度飲みましょう。
離婚を回避したい方は離婚をすんなり飲むなんて自殺行為の様に思えてしまうでしょうが、実は一旦相手の意向にイエスを出す事は、イエスバット法と言う心理作戦になります。自分の意思を通したいなら、まずは相手の意思を通します。話はそれからです。とりあえずはどれだけ鬱憤がたまっていたか、パートナーに吐き出させてあげましょう。例えばパートナーが浮気をして、その浮気相手と一緒になりたいと考えていても同じです。
浮気ではなく、あなたに何か不満があって別の人と交際を始めたかもしれませんし、もしもあなたにまだぶつけていない不満があるとしたら、思いっきり吐き出させてあげる事で、パートナーの気持ちが収まる事もあるのです。浮気をしている人には、こう言ってください。「今、好きな人との事を考えながらでもいいから、僕(私)とのこれからも話し合えたら嬉しいな」と。
一見まるで、浮気を容認している様に感じてしまいますが、決して容認している訳ではありません。これは復縁のプロセスの1つですから、冷静に対応しましょう。1度は縁があって一緒になった二人です。必ずやり直せると信じて、前向きに復縁への道を切り開いていきましょう。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】