1.相手の意見を聞くこと
子供が小さい間には夫婦ともども子供の顔をみながら「可愛いね」とか「楽しい家庭を作ろうね」などと明るい将来を語り合うものです。でもだんだんと子供が成長してゆき、早ければ幼稚園からどこの幼稚園に入れようか?と考え始める家庭もあります。それに伴って夫と妻との間で今後の子供の行く先をどうしようかと話し合いが始まります。この時にお互い子供のことを思ってと言う点ではゴールは同じなのですがしかしどこの幼稚園や学校に入れようかと言うことで意見が分かれることがしばしばあります。そして酷い場合には「こんな相手に子供を任しておけない」と言うことで離婚に至る場合があります。これは夫婦間の愛情には問題はないのにとても勿体ないことになります。お互いにカッとなってしまっては本末転倒になってしまいますので「このままでは夫婦間が危ない」と感じた方が冷静になりまずは相手の話を聞こうと謙虚な姿勢になりましょう。そうすれば相手もあなたの意見を聞いてくれるはずです。そうすればお互いの意見を理解することができます。そうすれば平行線だった夫婦関係にも赤い糸が結ばれ離婚の危機を回避できるでしょう。
2.子供の意見を聞くこと
教育問題については子供が小さいうちはまだ難しいことは分からないので親が決めないといけない。だから親が子供のことを思って一生懸命になる。そして夫婦ともあれ一人の人間であり価値観が違うことから意見が別れてしまいます。そしてそれがきっかけで夫婦喧嘩になってしまうと言う流れです。そして離婚の危機を回避するには子供の意見を尊重することです。確かに幼稚園受験の年齢ではまだ判断をすることは出来ませんが中学受験や高校受験になれば子供なりにもどう言う学校に行きたいとか将来はどうなりたいなどの将来像が見えてきます。ですので親としては子供に対して学校のことを分かりやすく説明をすることです。そしてその上で子供が選択をした道に対して素直に受け入れようと思うことです。お互いにとって可愛いお子さんですから本人の希望を叶えてあげたいと思う気持ちは同じはずです。
3.定期的な家族会議を開くこと
お子様の受験問題が解決したからと言って安心をしてはいけません。学校に通っている間にはいろいろなイベントがあったりお金の問題があったりしますので子供の教育に関してはお子様が就職をするまで気が抜けないと思った方が良いでしょう。ですのでもちろん主役はお子様になりますが
定期的に夕食の時間でも良いので学校生活において何か問題はないか、個人的な悩みはないか、将来に対する不安はないかなど。お子様の悩みを把握しておくことが大切です。特にお子様の教育問題についてはいくらお子様がいない所で論議を重ねても本人の意向に沿わない場合には全く意味を成さない場合があります。考えてみればそれが原因で離婚の危機にまで発展してしまうのはとてももったいないことですので夫婦仲、家族仲のことを考えても定期的な家族会議は大切なのです。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】