1、私の性別と年代について
私は現在41歳の女性です。同い年の主人と結婚したのは、今から10年前になります。当時結婚適齢期を過ぎていた私は、友人の紹介で今の主人と出会う事になったのですが、出会った時から主人と自分の性格が正反対であると感じる部分が多く、それがお互い惹かれ合った点でもあり、少し気になる部分でした。
しかし、結婚をしたいと言う焦りと、友人から「お互い全く違うからマッチするんだよ」と言う言葉が、これまでの恋愛で失敗してきた私にとって、大きく後押しした事もあり、ようやく主人と結婚を決意する事ができたのです。今思えば、もう少し主人の性格や自分の性格をちゃんと理解した上で、結婚を決めるべきだったと思いますが、きっと考え過ぎてしまえば、結婚は出来なかった様にも思います。
2、家庭環境や職種、給料について
主人は父親を早く亡くして母子家庭の1人っ子として育ちました。主人の母親の実家が小さな会社(食品関係の卸問屋)をやっていたので、主人の父親は婿養子に入ったそうです。しかし、父親亡き後は母親が先代の会社を守るべく後を継ぐ事になり、主人も大学を卒業すると同時に母親の会社を継ぐ流れとなりました。
主人の母親は一人息子の主人に対してとても過保護で、主人もそんな母親にベッタリしている所があります。お給料は月々40万以上頂いていますが、母が所有している土地に二世帯住宅を建てて住んでいるので、子供もいない私達の生活は楽な方だと思います。私は両親共働きでお金にも苦労してきたので、お金の使い方にシビアだったり、細かい所があるのですが、主人ののんびりさ加減には相当イライラさせられてきました。
3、相手の性格と離婚を考えるほど嫌だった点
主人の性格は、全く苦労知らずのおぼっちゃまと言う感じで、私が姑との間で辛いことがあった時に間に入って貰おうと相談しても「母さんは根は悪い人じゃないからね」と言って我関せずなのです。どんなに泣きながら訴えても真剣には聞いていませんし、スマホゲームをしながら私の話を聞き流していた時には、何でこんな人選んでしまったんだろうと悲しくなりました。
離婚を考える程嫌だった点は、あれだけ私の話を真剣に聞かない主人が、会社の事務の子が悩み事を相談してきた時に、会社ではちゃんと話せないからと、外で2人で食事をしてきた時でした。女性を外に誘って食事をするだけでなく、お茶を奢ったり、誕生日にプレゼントまで渡したりするのは本当に許せなかったです。姑に話すと「会社の子を大切にする事は悪い事ではないからね、あなたにも隠してないし」と言われ、もうダメだと思いました。
4、なぜ離婚の危機に陥ったのか
離婚の危機に陥ったのは、私が主人の浮気に気が付いた時でした。それまでは金銭的に何不自由無い生活を送らせてもらっていたので、他の事は我慢してきましたが、出張で地方に行った時に事務員も一緒に連れていき、同じホテルの同じ部屋に宿泊した事が分かり、一気に信頼を失ってしまったのです。
主人とは夫婦生活も殆ど無く、セックスレスでしたが、会社を継がなくてはならないストレスもあるのかと、セックスが無い事に対しては大きな問題として捉えていませんでした。しかし、その原因がもしかしたら浮気のせいだったかと思うと途端に怒りがこみ上げてきました。しかも私もよく知っている事務員だったので、主人を強く罵倒して責めました。それでも「信頼無くしたなら仕方ないよね」と謝るどころか開き直る主人との関係はどんどん冷えていったのです。
5、どの様な方法で離婚を回避することに成功したか
私が離婚を回避したのは、友人が誘ってくれたホームパーティーでした。私が主人と1番険悪だった時期でしたが、子供が3人いる家庭にお邪魔する事でお互いが避けてきた問題に目を向けるきっかけになるのでは?と意を決して主人を誘ったのです。始めは乗る気では無かった様ですが、友人夫婦が言いたいことを言い合いながらも仲良くしている所を見て、何か感じるものがあったのか、友人夫婦の前では仲の良い夫婦のふりをしてきたのです。気分が良いものではありませんでしたが、帰りの車の中で「あんな夫婦理想的だよね」と話してきたのにはのはびっくりしました。
また、これまで子作りにも積極的では無かった主人が、友人の子供と接した事で自分の子供を真剣に持ちたいと思う様になったのです。ずっとセックスレスだったのに、友人宅で過ごした日の夜に誘ってきたのには本当にびっくりしましたね。ずっと険悪なムードだった私達でしたが、やはり他の夫婦が仲睦まじく家庭を築いているのを目の前にすると、とても刺激されましたし、ちょっとしたショック療法になった様な気がします。
6、離婚を回避したい人へ私からのアドバイス
離婚を回避したいと考えている方にアドバイスするなら、とにかく二人の間に流れる空気を変える必要があります。ずっと喧嘩を繰り返している夫婦であれば、お互いの不満が積もりに積もって今更素直になる事なんて出来ないかもしれませんが、周りの環境が変わる事で自分の気持ちを素直に出しやすくなる場合もあるのです。例えば、友人を家に招き入れて食事をすると、第三者が入る事で素直な自分の気持ちを出しやすくなったり、友人が良いサポートをしてくれる場合もあります。
また、普段はいがみ合っていても、他人のいる場では自然とお互いが息を合わせ、良い夫婦で居ようと努めます。これが夫婦の間に良い流れや空気を作る事もあるのです。普段はあまり行かない場所に二人で出かける事も効果的です。いきなり旅行に出かけるのは難しくても、新しくできたスポットに買い物に行きたいからと誘い出してみたり、もしお子さんのいるご家庭でしたら、可能であればお子さんをご両親に預かってもらい、二人きりで外出する時間を作ってみるのもお互いを見直すきっかけになりますので、是非試してみて下さい。
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