セックスでは「大腰筋」が鍛えられてると言われています。鍛えられるということは、「行為中によく使う」ということ。そしてこの「大腰筋」に「恐怖」が蓄積します。過去のトラウマも。で、セックスは強烈な変性意識を引き起こし、心を開きます。つまり、潜在意識(無意識)レベルの恐怖の解放、トラウマの解放が起こるから、女性は腰をガクガクさせて、理由がわからない涙を流すのです。
要は、腰をガクガクさせて、本人が理由もわかっていない涙が溢れてくるときは、過去のトラウマや恐怖の感情解放が起こっている可能性があるのです。なので、その時は、男性はその涙に「過去のトラウマ」「これまで抱えてきた恐怖」があるかもしれない可能性も考えて、もっと、心を大切に扱ってあげて下さい。その時って、心の傷が癒えたり、隠れていた恐怖が減るチャンスです。
隠れている大腰筋の硬直と共に、心の硬直(過去の恐怖やトラウマ)を開放していくことが大切です。過去に蓋をしても、無かったことにしても、忘れても、抑圧された恐怖や、トラウマは勝手には消えません。心の傷を時間は癒さないという研究結果もあります。黙っていても、心の傷は癒えないのです。だから、行為中に、腰をガクガク振るわせて涙が出る女性は、強い恐怖を抑圧していたり、トラウマを抱えている可能性もあるのです。
で、ネット検索をしてみたら、めちゃくちゃ勘の鋭い記事を発見しましたので、引用でご紹介させてください。
セックスのときの痙攣とは、恐怖によって硬直した筋肉を解きほぐそうとする体のメカニズムではないだろうか。恐怖から身を守るべく筋肉はいったん収縮するが、収縮した筋肉を今度は震えることによって元の状態に戻そうとする。
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イキそうになったときに、こういった恐怖が湧き起こらなければ痙攣も起きないわけだが、この恐怖自体、過去のトラウマと深く関わっているように思える。
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セックスで痙攣が起きる人のほとんどは過去に溜め込んだ、つまり表に出したくても出せなかった感情の塊(ブロック)が存在している。引用元:女性のための愛と性の相談室 by 代々木忠(https://www.loveandsex.jp/column/detail/id/29?PHPSESSID=caqsu067hl7q21hh2jrochf9j6)
これは、その通りだと、僕も思います。上記引用の「感情の塊(ブロック)」が、「サヨナラ・モンスター」で言うところの「モンスター(まとまり)」の一部(モンスターの欠片)だと思われます。あと関係していることは、「人生を変えるトラウマ解放エクササイズ」です。
つまり、手段は何であれ、心の奥にある塊やまとまりが解放されれば、その人の硬直も解きほぐれていくのだと思われます。ただ、注意しないといけないのは、心が開かれるということは、洗脳される恐れもあるので、信頼できる相手にだけ、心を開くようにしましょう。サヨナラ・モンスターのように1人で自分で取り組む場合はその心配はありませんが、他の人に施される場合は、世の中には悪用する人もいますので、注意が必要です。良い方法には、悪い者も近寄ることがあるので。