ある日突然相手から離婚したいと言う相談があった場合には答えを出す以前にショックで頭が真っ白になってしまいます。予めその様な雰囲気があったのであればまだ予測がつきますが、皆さまに身に覚えがない場合には勿論離婚はしたくないでしょうからこれから行う選択を間違えてしまうと大変な事になり兼ねません。ですのでしっかりと離婚したくない場合にはどうしたらよいかと言う事を学んでおく必要がありす。
先ず最初にご紹介をさせていただく離婚したくない場合にはどうしたら良いかの作戦ですが、相手から離婚したい旨を伝えられたとしても絶対に言葉で『分かった』ですとか『離婚します』と言ってはいけません。もしかしたら相手は録音をしている場合もあります。皆さんとの話し合いの中で言葉巧みに皆さまの口から『離婚』と言う言葉を引き出して肉声を証拠にしようとしている場合がありますので必ずポジティブな発言だけにして離婚と言う言葉やネガティブな発言は控える様にしましょう。因みに肉声と言うのは離婚裁判になった場合にはかなりの有力な証拠になってしまいますので覚えておいて下さい。
次にご紹介をさせていただくケースは、離婚したくない場合にはどうしたらよいかと戸惑っているうちに相手から別居したいと促される場合もあります。また別居の理由と致しましては『一緒に生活していると落ち着いて考える事ができないから一度自分の気持ちをリセットして考えてみたいから』など一度距離を置きたいと言う理由を出される場合があると思います。一見その様に聞けば確かに一度離れた方が良いのかなと思いがちなのですが、でも考えてみたら相手の気持ちが逆に働いてしまった場合には『やはり離婚しよう』となってしまいます。またひどい場合には『この件を握っているのは自分だから』と言う事で言い出した方が勝手に離婚調停に持って行かれる場合もあります。離婚調停に持って行かれた場合にはその後の進捗によって幾らでも挽回のチャンスはありますが、でも相手の言う通りに別居をしてしまったが為に離婚に拍車が掛かってしまう場合もありますので、できるだけ別居はしたくない方向で話をして復縁する方法を見出した方が良いでしょう。
また離婚したくない場合にはどうしたらよいかを考えるにあたって皆さまにお子様がいる場合にはつい『子供の人生はどうなるのか?』とか『子供がまだ小さいので両親がいた方が良いからそれまでは一緒にいましょう』と言って一時的に離婚を長引かせる方法を取れない事もありませんが、これはあくまでも短期的な事です。その証拠に昨今では一見平和そうに見える夫婦でも子供が大きくなった時に熟年離婚をしてしまう場合があります。
なので離婚したくない場合にはどうしたらよいかを考える場合には逆効果になってしまいますので、子供の事はあまり例に出さない方が良いです。どうして相手が離婚をしたいと思ったのかの夫婦間に溝ができてしまった根本的な原因を追求して、二人で話し合って解決をして復縁する様にしましょう。