これまで私が結婚生活を送ってきた中で離婚を回避してきた事例をご紹介していきます。
【お小遣い制から財布別々制に】
結婚当初から金銭管理が苦手だった夫に代わり、夫の希望で私が管理していました。
月のお小遣いの金額も夫自ら設定し、不足時や大きな出費の際はその都度渡していたというやり方でした。
しかし夫婦喧嘩の度に夫は、『誰の金で生活できてるんだ。』『こんな金額で月持つはずがない。』等のモラハラになる言葉を発したり、自分で設定した小遣いの金額であるにも関わらす、感情的になると毎回生活費やお小遣いの話を持ち出してしました。
これは1回だけではなく、これまで何度も話し合いや喧嘩になりその都度お小遣いの金額が上がっていきました。
しまいには毎月不足分を手出しすることも多くなり、私自身もストレスになり、このままじゃ離婚したいという気持ちを抱いた事も何度もありました。
将来の貯蓄が不安になった私は、財布別々制を提案しました。
共働きだった私達は最低限の生活費は夫負担、それ以外の生活費の出費は私負担、設定した金額を互いに貯蓄、残りは自由という提案に夫も納得を示し、財布別々制になりました。
それからは金銭に関する喧嘩やストレスが無くなり、夫婦良好な関係が築けたという事と毎月決まった額の貯蓄ができ、将来への不安が解消できたのも事実です。
夫婦での金銭管理は今後の将来に於いても、とても重要な事で一時期離婚という言葉が頭に浮かびましたが何とか解決・回避できたことは、とても安心に繋がりました。
【女性問題】
私は結婚当初からよく夫に『浮気しても2回までなら許す』という事を言っていました。
勿論浮気や女性問題は結婚している以上されたら嫌ですが、これは信頼しているからこその私なりの言葉になります。
女性は不思議なほど本当に女の感という物が鋭く、ある日突然知ってしまうとショックが大きいです。
ショックと共に怒りも同時にありますが、信頼・信用し切っているからこそ裏切られた時の衝撃は大きいと思います。
なので私は事前に夫に伝える事により、『浮気されても2回までなら動じない』『3回目はどうなるか知らない。』などの意味を込めた言い回しをしていました。
私の女の感が鋭い事を知っていた夫は、例え隠れて浮気したとしても絶対バレてしまう。回数も数えているだろう。と思っていると思います。
なので結婚してからこれまで一度も女性の影や怪しい行動を感じた事も無く、一度や二度浮気されたからと言って私は離婚をしたくなかったので、夫と家庭を支えながら何があっても動じないという離婚回避策を未だに継続しています。
【夫婦になっても結婚前の呼び合っていた名前で呼び合う】
これは夫婦になっても、いつまでも恋人のような新鮮な気持ちでい続けたいという思いから私が決めた案になります。
どうしても長く一緒に過ごすと、名前を呼び捨てで読んだり、『おい。』『お前。』『ねぇ。』など簡単に呼ぶ事もあると思います。
私は呼び方は大事だと思っていて、名前で呼ばなくなったら互いに愛情が薄れてしまうのではないか、男性・女性として感じられなくなるのではないか、段々粗末な言葉が増えて来るのではないか、など思ってしまいます。
もしそのようになれば、言葉遣いの件で喧嘩もあり得るでしょうし、魅力や愛情が薄れ結果的に離婚になりかねないと思っています。
変わらない呼び方で呼び合う事で、いつまでも恋愛中の気持ちを大事に、愛情も薄れにくいのではないかと思っています。
結婚6年目ですが、喧嘩をする度に感情的になり離婚したいという気持ちになりますが、変わらない呼び方で呼ばれると、ふと恋愛中だった頃を自然と脳裏に浮かび、『また仲良くやっていこう。』『また一緒に乗り越えていこう。』と自然と思うのです。
きっと夫もそう感じているのか、毎回変わらない呼び方で名前で呼び、『ごめんね。』と言ってくれ、私達は離婚回避しながらも、より夫婦の絆が強まっていると感じています。
【年に一度思い出の場所へ】
一年に一度、決まった日に私達は訪れる場所があります。
夫からプロポーズしてもらった場所になります。
どんなに喧嘩しても感情的に別れたいと思う事があっても、一年に一回来ることで、一緒に過ごした楽しい思い出や日頃の感謝の気持ちを思い返すためにも一年に一回ここに来よう、と夫からの提案で結婚当初から恒例の二人の大事な行事になっているものです。
その時は互いに思い出の話や互いに大切な存在である事、永遠の愛である事など話したり、改めて二人だけの大事な時間を過ごします。
私たち夫婦はこれまで喧嘩したり、もう一緒に居たくないと何度も思ったりもしましたが、大事な場所を毎年訪れる事で互いの愛を再確認して、また一緒に歩んでいこうと約束を交わすのです。
私にとったらこれも離婚しない為の大事な回避方法でもあると思っています。
以上、これらが私が紹介したかった離婚回避方法になります。