離婚の危機というのは、長い夫婦生活で何度かある事です。殆ど誰もが経験する事ではありますが、「離婚を回避できなかった人」と「離婚を回避できた人」がいます。
どうすれば離婚しないで済むのか、実際に離婚しそうになった人の話を交えて、いくつか離婚を回避する方法を紹介します。
相手の要求をのむ事が回避する術
離婚を回避するためには、相手の事を考えていないとダメです。離婚するまでにはケンカがあると思います。ケンカは、相手の要求を聞く「大きなチャンス」です。
そして、ケンカがあるうちはまだ、相手に対して自分を理解してもらおうという気があります。親しい人ほどケンカはしやすいですよね。「喧嘩するほど仲が良い」と言うように。
それに、道ばたで会った人にケンカを売るなんて事は、普通の人ならばしません。つまり、ケンカをしている時はまだ仲良しなんです。本当に嫌になったらケンカもせず興味もわかなくなります。
離婚を回避するには、ケンカの時に相手が言っている要求をのんであげることが離婚を回避する道の一つです。また、要求をのめなければそれに近いものを提案して交渉します。
私の知り合いは、親と同居するのがイヤという嫁と離婚しそうになりました。ケンカしても同居は避けられないため、話し合いをして「水回りを両親と別にするならば同居しても良い」という話になりました。一時はそれがきっかけで離婚しそうになりましたが、今は離婚しないでやっていくようになりました。
このように、要求をのめなくても、話し合いをして要求を少しでものむようにするというのも離婚を乗り切るコツです。
周りの人に助けてもらう
離婚しそうになったら、周りの人間に助けてもらうのも一つの手です。離婚したいとか離婚しないとか口論すると、周りが見えなくなります。友達にどうすれば良いか話を聞いてもらい、アドバイスをもらうようにします。
特にあなたの両親は、同じ遺伝から同じような行動をしている可能性は高いです。同じような人を結婚相手に選び、同じような理由で口論している可能性があります。両親に相談するのは恥ずかしいかもしれませんが、離婚という人生で大きな出来事を乗り切るならば、相談してみるのもいいと思います。
私の別の知り合いは、離婚という岐路に立った時に危機を乗り越えたのは周りの人の助言でした。友人は離婚したかったのですが、両親や友人から離婚を止められて考え直したのです。
周りの人に助けてもらうのが、離婚危機を回避する方法です。
別居は絶対にしてはいけない
離婚危機を乗り越えるため、頭を冷やそうと別居した方が良いと考える人もいるかと思いますが、何かしっかりした理由がない限り別居はしない方が良いです。
なぜなら、別居すると「一人でもいいや」という考えになりやすいからです。
子持ちの人が別居して両親の家に住むと、子供の面倒を両親が見てくれます。そして働きながら子供を育てやすい環境になってしまうため、「離婚してもいい」という考え方になってしまいやすいのです。
子供がいなかったり、子育てを終えてから別居してしまうと、今度は自由な時間ができてしまって離婚をしたいとより思うようになってしまいます。離婚をしたくなければ、別居をしない方が良いです。
離婚の危機に陥った理由をしっかり理解し、目の前の問題に誠実に向き合うことが大切です。そして、離婚を回避するためには実績のあるプロ心理カウンセラーによる離婚を回避する方法を試してみることがお勧めです。
【プロ心理カウンセラーの離婚を回避する方法】