産後は女性のホルモンバランスや慣れない育児の疲れ、夫婦生活の減少などから、夫婦仲は悪くなりやすいと言われています。夫婦仲の悪さから産後は離婚危機に陥りやすいのですが、その危機を回避するためには女性も男性もお互いに歩み寄る気持ちを持つのが大事です。
【お互いに労う】
産後の離婚危機を回避するために最も大切で基本となるのが、お互いに労う事です。イメージしやすいのが、居酒屋での飲み会です。「お疲れ様!」と声を掛け合い、飲みながら明るい話をしたり、時には愚痴を言ったりしながら飲みますよね。会話が生まれて、コミュニケーションが活発になります。そして飲み終ったら、楽しかったなぁと充実感を感じませんか?夫婦でも、赤ちゃんが産まれる前は一緒に飲みに行った事があるという人も多いのではないかと思います。
家庭の中で飲み屋のような雰囲気を作る必要はありませんが、お互い声をかけて「ありがとう」など感謝を示すようにしましょう。物を取ってくれたなどの当たり前の事でも、労い合うのはコミュニケーションが生まれ、離婚回避に繋がりやすくなります。
【生活の変化を受け入れる】
結婚、引っ越し、転勤、就職など生活が変化する時期は人生で何度かありますよね。出産は人生の大きな出来事であり、今までの生活が変わるのは仕方ない事なのです。赤ちゃんが生まれてから、赤ちゃん中心の生活になってしまって夫婦の時間が少なくなった、家事を手伝ってなど一切言わなかった妻が手伝ってと言うようになった、夕飯が用意されてない時がある、赤ちゃんばかりに話しかけてパートナーには話しかけてくれないなど、産前とは違う変化は必ずあります。それを転機だと思って受け入れるのが男性も女性も離婚回避に繋がります。赤ちゃんだっていずれは大きくなり、少しづつ手がかからなくなるのでそれからまた夫婦生活が出来てきたりなど時間はあります。
生活が変化する事で夫婦仲は悪くなる事はありますが、赤ちゃんは2人の宝物と共通の認識を持ってると意識すれば、変化を受け入れやすくなりますよ。
【スキンシップをする】
離婚を回避するために大切なのがスキンシップです。おはようと肩を触ってみたり、キスする、手を繋ぐ、赤ちゃんが寝た後で一緒にリビングでまったりするなど、触れ合いはお互いに男女を意識してると伝える手段です。離婚の原因の1つに夫婦生活がなくなったというのがありますが、産後は特に体調や生活の変化で男女を意識する時間はありません。スキンシップを忘れずにしていれば男女と意識してると伝えれますし、スキンシップでコミュニケーションも取れます。
【知り合いとのコミュニケーションも大切に】
夫婦同士のコミュニケーションも大事ですが、周りにいる家族や知り合いとリラックスして話す機会を作るのも産後の離婚回避に繋がりやすくなります。子育てを経験してる両親や知り合いは、産後の夫婦関係で共感してくれやすい人達です。夫婦仲がギクシャクしてるのは自分達だけじゃないんだと分かれば安心しますよね。愚痴を言える人が周りにいるのは非常に心強いです。夫婦だけにとらわれず、周りの人達と触れ合うのも離婚回避になりやすいですよ。